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平成18年前半のできごと

平成18年後半のできごと

 

進捗状況 平成18年後半

  1. 屋根鬼の取り外し
  2. 引越
  3. 無用の長物
  4. 仮設工事
  5. GOサイン
  6. 認可
  7. 寺務所引っ越し開始
  8. はなぞの会のつどい
  9. 書類差戻(既存不適格)
  10. 待つことができる
  11. 加藤組と契約
  12. 確認申請提出
  13. いったい予算はいくら?
  14. JAより資金借入
  15. 強行に起工!?
  16. 森本建設と打ち合わせ

■ 森本建設と打ち合わせ
「くりたて」も平成18年後半に入ってしまいました。

7月3日午前10時より、森本建設と打ち合わせをしました。要件は、工事用のプレハブ事務所建築についてです。ついでにタニモト設計事務所が関わる確認申請への展望を、社長伝えで伺いますがあまり現実問題として伝わってきません。

とりあえず、7月6日に森本建設と一緒に仕事をするという会社と面会する約束をして打ち合わせを終了しました。


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■ 植木の撤去
7月4日、いつ下りるともわからない確認申請でも、下りたらすぐに着手したいものだという希望を込めて、庭木の撤去作業を行いました。

作業を進めて頂いたのは、今年から庭木の手入れにてお世話になる伊那市の城倉造園さんです。一日で作業が終了しました。


        見慣れた風景とのお別れです


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■ カネトモさんとの出会い
7月6日午後3時30分より、森本建設と打ち合わせをしました。今日は、今までと打ち合わせに雰囲気が違います。森本建設社長の親戚筋にあたる、茅野(ちの)市にある(株)カネトモさんの社長以下幹部と技術者の方々5名が、おみえになりました。

社長の伊藤さんは、私と10才しか違わない(もちろん年上ですが)のに、風格と信頼感のある方でした。伊藤社長には「庫裡建築の話は、ほとんどまとまっています。予算を守って頂くことと、松原工務店を尊重して頂くことを条件として話を進めさせて頂きます」とお話を切り出しました。

午後4時30分からは、タニモト設計事務所との打ち合わせで、谷本設計士・近藤設計士に加えて、社寺専門の平林設計士が加わり、今後の展望について話し合いをしました。

外では、白鳥石材店により灯籠や敷石の撤去が行われています。

白鳥石材店による作業


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■ 森本建設と打ち合わせ
7月10日、森本建設の森本社長と打ち合わせです。

今の話題は、工事事務所と工事中の長福寺寺務所の移転先です。
7月15日前後には、寺務所をプレハブで建設し、盆前に引っ越しを完了させたいと伝えました。それに応えて頂き、7月20日までに仮寺務所を建設の方向で話がまとまり一歩前進したかのように思われました。


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■ 強行に起工!?
7月13日、かねてから加藤組と打ち合わせをしていた、工事用出入り口の整備を着工しました。誰の許可を得たわけでもありません。工事に向けて気分を盛り上げたかったのです。

その晩、谷本設計士により工事が中止されました。「確認申請がおりない間は、いかなる工事もしてはいけません。役所の気持ちを逆撫でするだけですから堪えてください」とのことでした。
 
それなら、その確認申請はいつ下りるんですか!!!

搬入口工事
加藤組さんによる本堂縁側の撤去        


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■ JAより資金借入
日銀がゼロ金利政策の打ち止めを発表して久しくなります。今までのような安い金利で、事業を推進するのも最後のチャンスと思われます。

実は7月初めより、JA木曽さんと借入金について話し合いを進めてきました。その結果、地方自治体並みの金利で資金をお借りできることとなり、「滑り込みセーフ」の感があります。10年間は金利据え置きという措置も講じて頂き、ありがたい限りです。

7月20日午前9時より総代会を開催し、借入金に対して7名全員が保証人として押印頂きました。この事は、寺院規則により公示が義務づけられておりますので、寺務所前に公示させて頂きました。

借り入れのための責任役員議事録
借入金のための責任役員議事録


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■ いったい予算はいくら?
7月22日、谷本設計士と電話会談をしました。

確認申請の状況は、ゆっくりであるが役所とは話が進んでいるとの報告を受けました。「ところで予算なのですが、設計士見積もりを早期に提出していただけませんか?」とお願いする住職ですが「今は予算云々と言っている時期ではありません。とにかく確認申請を下ろすのが第一です。予算についてはその後ゆっくりごそうだんしましょう」とのご返事を頂きます。

どんな建物になるのか、どのくらいの予算規模になるのか、庫裡の姿が遠くかすんで見えなくなるような気がしました。


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■ 確認申請提出
7月30日、谷本設計士と近藤設計士が来山され、確認申請用紙への押印と印紙代の請求がありました。いよいよ役所に申請書を提出できる状態にまでこぎ着けたようです。


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■ 加藤組と契約
7月31日午前11時、長福寺において住職・総代会長同席の上、加藤組との工事契約を交わしました。本体工事の見込みが立たないままの契約ですが、いつ建築認可になってもすぐ着手できるようにとの意味を込めての契約です。解体およびのり面石積み(木塀復興を含む)工事、合計で2250万円の契約となりました。


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■ 待つことができる
8月に入りました。ひょっとしたら、昨年の8月より状況は後退しているかも知れません。しかし、確認申請書の提出はなされています。耐火構造が入ると、地方事務所では審査が下されず、県庁まで書類が上がるようですので、一ヶ月ほど時間がかかるようです。

「待つことができる」と門前にも掲示し、じっと待ちます。
ついに、14日の施餓鬼が来てしまいました。

門前掲示


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■ 書類差戻し(既存不適格)
お盆過ぎの8月21日、再度谷本設計士と向かい合っています。
今日は役所から付箋付きで戻って来た申請書類の説明を受けます。
谷本氏曰く「付箋付きで戻ってきたということは、この付箋の部分をクリアすれば、確実に確認申請が認可されるということです。プラス思考ですよ」ということです。

役所の指示事項は「既存の不適格」が主です。
既存の不適格とは、以下のような解説があります。

『既存不適格建築』ということばをご存じですか?
建物が竣工した時は『合法的』な建物で、『適格』なのが普通ですが、その後の法改正によって、建物はそのままで何も変化したわけではないのに、新しい法律からすると違法状態になってしまう建物のことを『既存不適格建築』といいます。
 例えば、容積率、北側斜線制限、高さ制限などといった規制がまだなかった時に建てられた建物は、その後そういった法規制ができたためにその途端に新しい法規制に照らすと『不適格』になってしまうというわけです。これは、大震災のあとにマンションの建て替え問題でも大いに問題になりましたので皆様もご記憶のことと思います。 
 一般に、建物が計画された時よりも厳しい法規制になった地域では、延べ面積をかなり減らさないと建物を建て替えることができません。ですから、建物の面積を増やすなどといった増築行為はおよそ可能性のない話ということになります。実際に増築する場合には、廊下の開放部分をふさぐことがないか?とか、あるいは防火上の問題から材料を規制されることもありますので、いろいろと相談なさってください。常に建物を適法状態におくことも管理上大切な仕事です。

つまり、その不具合部分を現在の法規制に沿った形に改修する計画を立てたら(実際に行わなければなりません)、認可されるとのことです。

谷本設計士は「9月の初めには許可になるでしょう。私の長年の感ですが・・・」との言葉を残して、下山されました。


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■ はなぞの会のつどい
8月26日、「ありがとう、赤い屋根の庫裡」と名付けられたはなぞの会のつどいが行われました。約100名の方々に、法話と食事を楽しんでいただきました。

つどいポスター

 


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■ 寺務所引っ越し開始
9月1日、谷本設計士の言葉を心の支えに寺務所の引っ越しを始めます。
極端に言えば、建たるとも何の保証もない事業に首をつっこむことになりますが、その主役を担っているのはこの私ですから、動かないわけにはいきません。

確認申請認可が伸びて良かったことがあります。それは、当初予定されていた厨房と寺務所のためのプレハブ建設を取りやめたことです。それによって400万円近くの節約になりました。

厨房は当初中庭にプレハブを建てて、本堂で飲食をする計画でしたが、近隣の料理屋さん・旅館さんへお願いすることとしました。本堂での飲食は、建物のためにもみなさんのためにもならないという結論からです。

一方の寺務所は、離れの臥龍屈に構えることにしました。取り壊しを免れた臥龍屈にお世話になるとは、意外な結果です。機械物が多い引越、息子に重量物のつり上げなどを手伝ってもらい、この後約一ヶ月をかけての引越が始まりました。

臥龍屈
臥龍屈 お世話になります・・


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■ 認可
9月6日夕刻、谷本設計士より電話での第一報。「確認申請、下りました。今一人で祝杯をあげています」

ごくろうさまでした、ごゆっくり召し上がって下さい。


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■ GOサイン
9月7日、加藤組の加藤社長に「認可されました。仮設工事をお願いします」と電話連絡。いよいよGOサインが点灯しました。


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■ 仮設工事
9月13日、加藤組による解体・法面巨石積工事の仮設がはじまりました。

入り口ゲート設置
西門の工事用ゲート設置工事

入口のゲート設置、7月に中止された工事用道路の取り付けなど、本格的な工事が始まりました。平行して、庫裡の引越準備が行われていますが、難航しています。


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■ 無用の長物

有料廃棄物
有料廃棄物 しめて24万円なり

大きな建物の引越はたいへんです。毎日「これは必要、いやいや不要」というバトルを寺庭と交わしています。寺庭も殺気だっていますので、一発触発状態、南北緊張状態です。


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■ 引越

まとまった荷物
よくここまでまとめました

9月26日、いつもお手伝いをお願いしているメンバーを招集し、引越と相成りました。ここまで来るのに、ずいぶん苦労したものです。これらの荷物は、鐘楼下の弓道場へ搬入されました。
お昼近くには、職人さん用の飲料水の自販機が搬入されました。本堂建築の時は、数年間に亘って亡き母がお茶を入れたそうですが、寺庭の負担を考え自販機導入となりました。

自販機
自販機、実はおしょうが一番楽しんでます


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■ 屋根鬼の取り外し
10月7日、中村板金店さんにより屋根の鬼と紋は取り外されました。これらのものは、昭和30年代に中村さんの父親とご本人によって取り付けられたものです。取り外された紋は、再塗装して使用できたらと考えています。

鬼の撤去
屋根鬼の撤去


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■ 切り離し
取り壊しを前にして、4カ所ある他の建物との接合部分の切り離し作業が進められています。作業を進めるのは、森本建設の申畑(さるはた)棟梁です。慎重な作業が要求される仕事です。

切り離し作業


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■ 撥遣式
10月10日、いよいよ取り壊しの朝になりました。寺族のみの儀式「撥遣式」を7:00より行いました。撥遣とは、仏壇や位牌など使い終わったものを廃棄するおつとめなのですが、この取り壊しにも意味が通じると思い、そのように呼ぶこととしました。


 撥遣式の荘厳(かざり)

撥遣式は起工でもあると考え、起工式の回向もさせていただきました。

撥遣式回向文
撥遣式回向文


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■ 解体工事
撥遣式当日、早速取り壊し工事に着手です。

夕方には前面の妻部分まで、解体が終了しました。

解体工事


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